ストレス
にゃんにゃんにゃん、1029にゃんです。毎日のんきに暮らしているように見える1029にゃんにもストレスはあります。ましてや現代人の生活の中にはストレスがいっぱい。
皆さんよく口にする「ストレス」、本当は一体何なのかをもう一度考えてみましょう。
ストレスとは
「ストレス」とは、もともと物理学の言葉で、物体が刺激(ストレッサー)を受けた時に発生する内部のひずみのことを意味します。刺激に対する反応ということから、心理学の言葉でも使われるようにもなりました。寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的な緊張や体の中に起こる防衛反応、またその要因となる刺激や状況のことを広く「ストレス」と言います。
ストレスを受けることによる変化
ストレスは五感(味覚、視覚、臭覚、触覚、聴覚)の興奮として、脳(大脳皮質)に伝えられます。それが偏桃体や海馬に貯蔵されている過去の記憶と照合されてストレッサーであるかどうか評価されます。その後は興奮が自律神経系、内分泌系・免疫系に伝えられ、またそれらが相互情報交換することによって体や行動、心に対する反応として現れていきます。
- 心の変化
イライラ・怒り・不安感・気分の落ち込み・不安感・無気力 - 行動の変化
集中力の低下・作業効率の低下・ミスの増加・引きこもり・思考力低下・判断力低下・不眠・酒、たばこの過剰摂取・性欲減退・疲労感 - 体の変化
心拍数の増加・血圧の増加・発汗・緊張感・頭痛・めまい・肩こり・過呼吸・下痢・消化不良
ストレス対応能力
現代の高度情報化社会の中では、明治時代に人が一生かけて受けたストレスを一日で受けると言われており、精神的ストレスを受ける方が多いのですが、ストレス過多になると自律神経のバランスが乱れ、血行障害・不定愁訴が表れてきます。
こう見ると、ストレス刺激はない方が良いように思われますが、ストレス刺激の全くない状態では人間は生きられません。逆に適度なストレス刺激は心身を活動状態にし、健康や仕事に良い影響を与えます。必要なのはストレスに負けない事です。同じストレスでもよくストレスを受ける方と、全くストレスなど関係ない人という人もいます。この差がストレス対応力の差です。
ストレスと基礎体力
大切なのは、同じストレスでも起こる変化は人それぞれに違うということです。その違いの多くは基礎体力の違いによるものが多いと言われています。日頃から基礎体力を蓄えておくことが、少々のストレスにも負けない心と体を維持することができるのです。
毎日の生活習慣やそのちょっとしたコツなど、どうしたら基礎体力を備えられるか、ぜひご相談下さい。お客様ではよく「スタッフの皆さん元気ね」と言われています。どうしたらそんな元気でいられるのか、スミレ薬局のコツをお教えします。