腰痛を長引かせる一番の原因は?

 こんにちは。1029にゃんです。誰かが猫は液体だ!言われたように、猫は体が柔らかいのが特徴。体が柔らかい方が関節などの故障はしにくいと言われています。
今回は多くの方が悩まれている慢性腰痛について。

急逝腰痛と慢性腰痛

 腰痛には、大きく分けると、急性腰痛と慢性腰痛がありまs。腫瘍や感染、骨折などの脊椎疾患がない場合、急性腰痛は発症からおおよそ4週間で自然と治ることが多いのですが、慢性腰痛の場合、痛みがダラダラと続いたり、痛みが楽になることもあれば、悪化することもあり、これを繰り返します。実はこに精神的要因が大きく関係していると言われています。

腰痛を長引かせる一番の原因はストレス⁈

 意外かも知れませんが、腰痛を長引かせる一番の原因はストレスだともいわれています。
腰に異常があると、痛みの信号が腰から脳に伝わります。すると脳からドーパミンが放出されます。ドーパミンとは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、快感や多幸感を得たり、意欲を高めたりする働きがあります。このドーパミンの刺激を受けると、内因性オピオイドが放出されます。内因性オピオイドは、強い鎮痛作用をもたらす物質で、内因性オピオイドによってセロトニンやノルアドレナリンといった物質が放出され、脳に伝わる痛みが抑制されます。
 しかし、ストレスがあると、この仕組みが上手く働かなくなるのです。
 慢性腰痛で多いのが、脊柱管狭窄症など、明らかないようによって腰痛が始まり、その後その異常そのものは治ったのに、腰痛が続くというパターンです。
 また明らかな腰の異常がないのに、慢性腰痛になるケースもあります。越の筋肉の張りなどが原因で、軽い腰痛が起こり、その痛みを気にするストレスによって腰痛が長引くケースです。慢性腰痛はストレスがあればだれにでも起こる可能性があり、小学生から高齢者まで広い年代層で症状がみられます。

「姿勢」「適度な運動」「血流対策」で腰痛対策!

  • 正しい姿勢

 腰に優しい姿勢の基本は、背骨の「S字」を意識することです。背骨は横からみるとS字のような曲線にSの文字のような曲線になっています。この形が体の上半身の重みを分散し、その重みを下半身全体で支えています。このS字が崩れると、腰に大きな負担がかかってしまいます。

  1. 腕を伸ばす
  2. おへのの下に力を入れる
  3. 肩甲骨を軽く後ろに引いて胸を張る
  4. あごを少し引く
  5. 糸で頭の先から上に引っ張られているような感覚で背筋を伸ばす

この状態を意識した姿勢を保ってみて下さい。

  • 筋トレとストレッチ

 腰痛の予防や改善に効果があるのが背中のストレッチと、お腹と背中の筋力トレーニングです。腹筋や背筋が鍛えられると、腰にかかる負担が軽くなります。また背中を伸ばすストレッチによって、背中の筋肉の中の血流が良くなります。血流が良くなると筋肉がしなやかになり、それが良い姿勢にもつながります。

  • 血流をよくする

 長時間座ったままや、中腰の姿勢が続くと、筋肉の血流が悪くなり、筋肉が硬く強張ってしまい、痛みが生じます。座り仕事など、長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。さらに硬くなった筋肉が血管を圧迫するため、さらに血流が悪くなって痛みが増すという悪循環にも陥ります。さすったり、温めたりすると楽になる腰痛は、血流に原因がある場合が多いです。血流を良くするために、入浴や睡眠、適度なマッサージなども効果的です。

 慢性腰痛の85%は神経症状(しびれや麻痺)などの思い症状がなく、検査をしてもどこが痛みの原因か特定しきれない「非特異的腰痛」と言われています。冬は冷えによって血管が収縮すると同時に寒さで神経が刺激されて痛みが起こりやすくなる季節です。特に寒暖差が大きいだけでも、人はストレスを感じます。日頃の腰痛対策とともに、ストレス対策も心掛けてみて下さい。

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