足がつる(こむら返り)

夜、寝ている間に足がつって苦しむ…こんな経験をお持ちの方、多いのではないでしょうか。

こむら返りというのは、ふくらはぎのことを、こむらということから、こむら返りといわれています。「つる」症状は、足に多くでますが、全身にも症状が出ます。

「つる」原因は、筋肉を動かす時に必要な、カルシムやマグネシウムといった血液中のイオン(電解質)がバランスを崩し、筋肉のシステムが誤作動を起こし、筋肉が強く縮んで動かせなくなってしまうことから起こります。

普段、何も問題がない状態であれば、汗や尿から排出されるイオンは、ちょうど良いバランスに調整され、うまく反応できるようになっています。
しかし、熱中症や脱水症状で「つる」ことが多いのは、イオンバランスが大きく崩れるためなのです。

病院では「芍薬甘草湯」という漢方が処方されることがあります。
「芍薬甘草湯」は、こむら返りの特効薬と言われています。飲んでから5分程度で効果を発揮しますが、持続時間が平均4時間から6時間と言われているため、早朝に足がつる場合には就寝前に飲んでも効果が表れないことがあります。

芍薬甘草湯で注意していただきたいのが、投与期間。
漢方薬には副作用がないと思われている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

芍薬甘草湯は「芍薬」と「甘草」の二味で構成されており、一日量で6gずつ入っています。この甘草には副作用として、「偽アルドステロン症」が有名です。
「偽アルドステロン症」の症状は、血圧上場、むくみ、低カリウム血症による筋力低下・歩行困難などですが、進行が遅いため発見が遅れることがあり注意が必要です。

芍薬甘草湯はあくまでも急性の痛みに使用し、長期服用には注意が必要です。

足がつった日は一日足が重かったり、足がつったことで夜中に起きてしまったり、命に直接ひっ迫するようなものではないけれど、とても不快な悩みです。
当店では、そもそも「つらない体」をつくることをお話しています。

人の体が何か異常を起こすとき、必ず理由があります。わざわざエネルギーを使ってその症状を起こしているのです。その理由を考え、原因を解決してあげることが大切です。

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