男性更年期障害
更年期は女性だけのものと思っていませんか？
近年は男性にも更年期があることが知られてきました。男性更年期障害のことをLOH（ロー）症候群といいます。
男性の更年期障害は、加齢により男性ホルモン（テストステロン）が減少することで起こる心身の変化を指します。
一般的に40代後半から50代にかけて起こりますが、個人差が大きく、30代から症状が出る場合もあり、終わりはありません。
一方、女性の更年期障害の場合は、閉経前後の女性ホルモン（エストロゲン）が急激に減少するために起こります。個人差はありますが、約10年間で落ち着くと言われています。
男性の更年期障害と女性の更年期障害では、ホルモンが減少する原因は同じですが、発症年齢や終わりに違いがあります。
男性更年期の主な症状
身体症状：疲労感、倦怠感、筋力・骨密度低下、ほてり、発汗、頻尿など
精神症状：集中力・記憶力低下、興味や意欲の喪失、イライラ、不安感、うつ状態、不眠など
性機能障害：性欲低下、勃起障害など
の訴えがあります。
病院で男性更年期障害と診断された場合の治療は、男性ホルモン補充療法です。男性ホルモンである、テストステロンの筋肉注射を、2週間から4週間おきに行います。
ただし、症状があっても男性ホルモンの値が低くない場合や、多血症、睡眠時無呼吸症候群、肝機能障害などがあれば、漢方薬で治療を行います。
同時に、適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠など生活習慣の改善を行うことも症状の改善にとても有効です。
男性更年期障害は、誰にでも起こる可能性のあるものです。早めに症状を知り、適切な対処をすることで、健康的な生活を送ることができます。
病院に行くのはちょっと…と思う方は、まず漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。
漢方薬で治療を行う場合、その方の証（しょう）＝タイプによってお薬が変わります。
男性ホルモンの減少は、身体や気持ちの変化によってはじめて気付きます。誰にでも起こりうる症状です。
思い当たる症状はあるが、病院に行くのは少しハードルが高いという方、ホルモン療法ではなく、まず漢方を試したいという方、お気軽に一度ご相談下さい。その方に合った治療法を一緒に考えて見つけていきましょう。
男性の体の悩みでも、話しやすい女性スタッフがおりますので、ご来店前に一度ご予約いただくと確実です。
一日でもその不快な症状や悩みから解放され、人生の楽しい時間を増やして下さい。
今日ここで行動することが、不健康のまま不快に毎日を過ごすのか、健康な体を一日も早く取り戻すのかの分かれ道です。
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