疲れ目・ドライアイ

にゃんにゃんにゃん、1029にゃんです。
朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。気温が下がると同時に、空気も乾燥してきています。この時期あらわれやすい症状としてあげられるのが、疲れ目やドライアイ。 1029にゃんは寝ていることが多いので、疲れ目やドライアイになることはないけれど、テレビやスマホが手放せない人で、ドライアイに悩んでいる人は多くいるようです。

疲れ目とは

疲れ目は眼精疲労とも言います。目を酷使することで、目の筋肉や細胞に負担がかかり、物が見えにくくなるだけでなく、目が痛い、さらには肩こり、頭痛などの全身症状に及ぶこともあります。

疲れ目の原因と症状

疲れ目の主な原因は、「使い過ぎ」です。パソコンなどの作業や近視、乱視、老眼、睡眠不足、ストレスなどで目が疲れてくると、目のピント調節機能を調整するための筋肉の緊張状態が続き、血流が悪くなったりします。そうなると、目の筋肉疲労やかすみ目など、いわゆる疲れ目の症状が出てきます。また、目の渇き、ドライアイでも眼精疲労は起こります。涙が少ないと瞳がスムーズに動かず、必要以上に目に負担がかかります。ドライアイも眼精疲労の原因の一つになるのです。
さらに目の疲労により酸素や栄誉が不足すると、毛細血管が広がって充血することもあります。

ドライアイの原因と症状

ドライアイの原因として挙げられるのは、コンタクトレンズによる刺激、パソコンやスマートフォンなど電子機器の長時間使用、空気の乾燥、夜更かしなどがあります。また女性の更年期や性周期、高齢による涙液の減少も原因となります。本来目を守るために欠かせない涙の量が不足したり、涙の質が乱れると、涙が均等に行きわたらなくなります。ドライアイになると、目が乾く、目が疲れる、かすんで見える、目がゴロゴロする、また目の表面に傷が出来てしまうこともあります。ドライアイかどうか調べるには、12秒間まばたきを我慢できるかどうか。これができないようであれば、ドライアイの可能性があります。

どんな目薬を使ったらよいの?

疲れ目には、ピント調節する筋肉に働きかける成分や、目の代謝を高める電解質やアミノ酸、ビタミン類が入った目薬を選びましょう。
ドライアイの場合は、角結膜の乾燥防止や、涙液を補うために人口涙液を選びましょう。その他、目の痛みや炎症がある場合は抗炎症成分が入った目薬や、目の充血がある場合は血管収縮剤が配合されている目薬を選ぶと良いでしょう。

市販の目薬はいろいろありますので、店頭で相談することをおすすめしています。

症状が改善されない場合は受診してください。

休憩しても改善できない疲れ目、痛みを伴う疲れ目、かすみ目が晴れない場合は、医療機関へ受診してみて下さい。またドライアイの症状が強くなってきた場合や、市販の目薬では効かなくなった、30~40分ごとに目薬を使うほど目がつらい場合も、医療機関への受診をおススメしています。

予防と対策

  • 眼科医の診察を受けて、適正な眼鏡やコンタクトレンズを使いましょう。
  • 疲れを感じたら、約40度のホットパックを優しく目に当てて温めるのも良いでしょう。逆に目が充血していたり炎症している場合は、冷水などで冷やしたタオルを目に当てて下さい。
  • パソコンやスマホの姿勢に気を付けましょう。モニターへ目から50~70㎝話、およそ300ルクスの明るさで行うことが望ましいです。さらに1時間ごとに10分程度の究明を入れるようにしてください。まぶたの周りを優しくマッサージしたり、身体を動かす、遠くを見るなど、目をリフレッシュさせるように心掛けましょう。
  • まばたきをしましょう。目の乾燥を防ぐために、意識的にまばたきをしましょう。また室内の湿度を保つ、エアコンの風に直接あたらないように気を付けることも大切です。
  • 生活習慣に気を付けましょう。寝不足も疲れ目やドライアイの原因の一つ。規則正しい生活をこころがけ、疲労やストレスをためないようにしましょう。
  • バランスの良い食事を摂りましょう。特にビタミンB群、ビタミンA、ビタミンC,ビタミンEを意識して摂るようにしてください。食事のバランスも大切です。

眼精疲労やドライアイを治すには、目薬だけでなく漢方薬もあります。もちろん、目薬と併用して使うことで、改善効果を高めることも期待できます。気になる方はぜひご相談下さい。

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