夏バテ対策にカルシウム

にゃー にゃー にゃー こんにちは。1029にゃんです。
8月も半ばを過ぎました。お盆を過ぎると暑さのピークも超すと言われていますが、これからは残暑との闘い。寒がりの1029にゃんも、毎日の暑さにぐったりとしています。

カルシウムと夏バテ対策

 夏場の間に起こる、「だるい」「疲れやすい」「食欲不振」といった体調不良のことを、「夏バテ」と言います。もともと人間の身体は、自律神経の働きにより、体温を一定に保つように、体温調節をしています。暑い日がつづくと、体温が上昇するため、汗をかいて体温を下げます。この時、汗をかきすぎると、水分とミネラルが排出され、水分バランスとミネラルバランスが崩れて、夏バテの症状を引き起こす原因となります。水分補給も大切ですが、身体から出てしまったミネラルを補給することも重要です。人間の身体はミネラルバランスが整っていることで、身体の機能が正常に保たれ、健康を維持できます。ミネラルの中でも、特にカルシウムは、摂取量が不足しています。意識的に補給しましょう。

体温調節に必要なカルシウム

 夏は、猛暑の屋外と、エアコンの効いた室内、さらに朝、昼、晩の気温差で、身体の機能調整が追い付かなくなります。私たちの身体は、気温に合わせて体温を調整していますが、急激な温度変化の場合、コントロールできずに体調不良を引き起こす可能性があります。
 恒温動物である人間の体温は、外部環境によって左右されることはなく、一定に保たれています。暑くなり体温が上昇すると、汗をかいて体温を下げようとしたり、血管を広げて放熱しようとします。逆に体温が低下すると、鳥肌を立てて毛穴をしめたり、肝臓や筋肉の代謝を促進して、発熱量を増やし、体温を一定に保っているのです。 体温を一定に保つためのコントロールセンターは、視床下部という所にあります。脳の深い所の体温と、身体で感じている温度の情報を処理しながら、自律神経を介して体温調節をしています。
 カルシウムはグルコース(ブドウ糖)と同様に、脳や自律神経の機能に重要な働きをしています。細胞外液中のカルシウムイオンは、神経細胞に電気信号を送って、脳神経細胞の調整をしています。このカルシウムイオンが不足すると、自律神経の機能が低下し、体温調節に支障がでます。カルシウムを積極的に摂ることは、温度変化に対応する体づくりにも役立つと考えられています。

 効率よくカルシウムを摂る方法は、生活習慣や体質により、様々です。ご自身にあった効率の良い摂り方を、ぜひご相談下さい。

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